@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00001089, author = {原野, 晃一 and 中村, 誠司 and 渡邉, 亮 and 芹澤(松山), 和世 and 芹澤, 如比古}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Jan}, note = {山梨県の流水域に生育する水草・大型藻類を研究する前段階として,それらの生育に影響を与えると考えられる主要4河川の県内での上流部における水質環境(DO,COD,SS,pH,WT,EC)の長期的変動と周年変化について明らかにすることを目的に既往資料(公共用水域水質測定結果の1974年1月~2015年12月までのデータ)の解析を行った。長期変動解析の結果,DOは笛吹川では下降傾向が,他の3河川では上昇傾向が認められた。CODとSSは4河川とも下降傾向が認められた。pHは釜無川を除き上昇傾向が認められた。WTは釜無川と富士川では上昇傾向が認められた。ECは富士川では上昇傾向,桂川では下降傾向が認められた。CODとSSの下降傾向から主要4河川では水質が改善していると推察された。周年変化解析の結果,DO,WT,ECは4河川で,CODは富士川と笛吹川で,pHは釜無川で月平均値に有意差が認められたが,SSについては4河川とも有意差が認められなかった。また,4河川ともDOは夏期(7~8月)に極小値,冬季(1~2月)に極大値が認められ,WTはその逆であることが判明した。42(30)年平均値について,CODとSSは富士川で最大,桂川で最少,ECは富士川で最大,笛吹川で最少,DOは笛吹川で最大,富士川で最少,pHは釜無川で最大,笛吹川で最少であった。DO,COD,SS,ECより水質は桂川で最良で,富士川で最も良くないと判断された。}, pages = {127--135}, title = {山梨県内の主要4河川上流部における水質の周年変化と長期的変動}, volume = {28}, year = {2019} }