@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00001109, author = {渡邉, 亮 and 中村, 誠司 and 芹澤(松山), 和世 and 芹澤, 如比古}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Mar}, note = {山梨県の水田域に生育する水草・大型藻類の種組成と分布状況を明らかにすることを目的に,市町村毎の水田面積に応じて設定した計120 定点で2016 年6 ~ 9 月に24 日間調査を行った。各定点で水田3 枚以上,水田1 枚当たり畦端一辺以上を踏査して水草・大型藻類を徒手採集し,それらの標本を作製した。調査期間中に山梨県内から抽水植物18 種,浮葉植物2 種,浮遊植物5 種,沈水植物11 種の水草36 種,車軸藻類2 種,その他の大型藻17 種の大型藻19 種の生育と分布域を確認できた。このうち水草5 種(ミズオオバコ,カワヂシャ,サンショウモ,イトトリゲモ,イチョウウキゴケ)と大型藻2 種(シャジクモ,ミルフラスコモ)の計7種は日本のレッドリスト記載種であった。また,水草6種(マツバイ,キシュウスズメノヒエ,ウキシバ,オオカワヂシャ,オオフサモ,ホッスモ)と大型藻1 種(ミルフラスコモ)の計7 種は山梨県の新産種であることが判明した。本研究により確認定点数(出現頻度)が72 定点(60%)以上と多(高)かったオモダカ,アオウキクサ,ウキクサは山梨県の水田域における優占種と考えられた。}, pages = {89--103}, title = {山梨県の水田域における水草・大型藻類}, volume = {27}, year = {2018} }