@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00001135, author = {上嶋, 崇嗣 and 中村, 誠司 and 渡邊, 広樹 and 芹澤(松山), 和世 and 芹澤, 如比古}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Mar}, note = {河口湖における水草・車軸藻類の種組成とその分布状況および光環境を詳らかにすることを目的に,湖内に15 定点(東部:3 定点,中部:6 定点,西部:6 定点)を設定し,2012 年5 月~ 2013 年10 月までの毎月と,2015 年9 月に水生植物の採集を行うとともに,東部,中部,西部の水深約10 mの地点に定点を設定し,2012 年5 月~ 2013 年12 月と2015 年1 月~ 2016 年5 月にほぼ毎月,セッキー透明度,表層水の濁度,水深別の光量を測定した。調査期間中にヒメイバラモを含む水草16 種とホシツリモを含む車軸藻類7種の計23種が確認された。ヒメイバラモは国内では数か所でしか報告されておらず,河口湖が非常に貴重な生育地であることが判明した。ホシツリモは1995 年には野生絶滅種とされたが,河口湖では2003 年には藻体が2 地点で確認されており,本調査でも15 定点中13 定点で分布を確認できた。よって河口湖ではホシツリモの生育範囲が拡大していることが明らかとなった。環境測定の結果,河口湖西部は透明度が高く,濁度と消散係数が低いこと,中部と東部は光環境がほぼ同じであることが判明した。河口湖西部は中・東部よりも水生植物の確認種数が多かったが,これは光環境が良いためより深い水深まで水生植物が生育可能である影響と推察された。}, pages = {147--156}, title = {富士北麓,河口湖の水草・車軸藻類と光環境}, volume = {26}, year = {2018} }