@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00001293, author = {井鍋, 優子 and 金原, 昂平 and 芹澤(松山), 和世 and 芹澤, 如比古}, journal = {山梨大学教育人間科学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education & Human Sciences}, month = {Mar}, note = {静岡県牧之原市新庄(地頭方)で2009 年4月~ 2014 年9月までに63 回の海藻相調査を行い,緑藻24 種,褐藻34 種,紅藻69 種の計127 種を確認した。そのうち緑藻11 種,褐藻3種,紅藻21 種の計35 種が本研究により地頭方の新産種として確認できた。一方,過去(2007 年以前)に確認されていて本研究で確認されなかった海藻も緑藻9 種,褐藻11 種,紅藻47 種の計67 種あった。本研究による海藻相の寒暖指標値はCP 値が0.73,IH 値が2.00,LFD 値が1.21,RP 値が2.09,LF 値が0.22 であり,過去に比べてLFD 値はほとんど変化していなかったが,CP 値,IH 値,LF 値は暖海化を,RP値は寒海化を示した。地頭方における実際の水温について1966 ~ 2013 年までの過去48 年間の値を長期的に解析した結果,年平均水温には緩やかな低下傾向が認められ,月平均水温には冬季に下降傾向が,夏季に緩やかな上昇傾向が認められた。地頭方では近年,御前崎港の拡大に伴って大きな環境変化が生じており,内湾化に伴う年較差拡大といった水温変化も海藻相が過去から現在で大きく変化した要因であると推察された。}, pages = {219--232}, title = {駿河湾西岸,地頭方の海藻相とその水温環境の長期的変動}, volume = {16}, year = {2015} }