@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:02000137, author = {尾見, 康博 and 永瀬, 花乃子}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 孤食はコロナ禍以前から増加していたが,コロナ禍の社会的規制により孤食の問題がいっそう注目されるようになった。本研究では,共食,すなわち,食事を複数人で同一空間で共にすることの心理的意味を探究した。3人1組のグループで,食べ物がある場合とない場合とでコミュニケーションのあり方が異なるかどうかが検討された。各グループで摂取場面と非摂取場面が設定され,摂取場面は飲み物のみの条件と食物と飲物のある条件が設定された。摂取場面で会話量が平準化するか(会話量の多い人物と少ない人物との差が小さくなるか)どうか,視線移動量が減少するかどうかが検証された。その結果,記述統計レベルでは会話量の平準化傾向が一貫して見られたが,統計的検定の結果は有意ではなかった。また,摂取場面で視線移動回数の減少がみられた。コロナ禍で多くの規制がある中での実験であったことの問題点が課題として残されたが,食べ物を介したコミュニケーションの肯定的意義が認められた。}, pages = {1--13}, title = {共食がコミュニケーションのあり方に及ぼす影響 : 食べ物がない場合との比較}, volume = {34}, year = {2024} }