@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:02000161, author = {林, 丈晴 and 上里, 正男}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 「技術(アール(Art))」の概念は、歴史的に、学問・芸術・工芸などの「自由な技術」と「機械的技術(MechanicalArt)」に分化した。それは、自然科学と密に関係して「科学化」され「工学」が誕生した。このような「科学化」は、学校における技術教育を可能にした。この「工学」と技術教育との関連問題から、日本の中等教育段階における技術教育の概念や、その「設計」教育と「工学設計」の関係を分析し、①普通教育では、戦前は「自由な技術」の工芸の影響を受け、戦後、技術の科学そのものを学ぶのでなく、技術の科学を援用する体験的活動へと転換され、「技術に関する科学や技能」が教育内容にはならないこと、②職業教育では、科学の理解に裏付けられない公式を扱うため「工学」の「科学」との関連に問題を残すこと、③諸外国でも戦前の技術教育は工芸の影響を受けたが、現在では、「技術の科学」である「工学」志向の教育へと転化されつつあることを明らかにした。}, pages = {33--43}, title = {日本の中等技術教育の課題 : 「工学」と技術教育との関連問題}, volume = {29}, year = {2024} }