@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:02000164, author = {吉井, 勘人}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 会話では、話し手が言葉を言い間違ったり、また、受け手が話し手の言ったことを理解できなかったりすることで相互行為が成立しないことがある。このような会話のトラブルに対処するために会話修復の方略を獲得することが重要である。本研究では、会話におけるトラブルの対処方略を十分に獲得していない1名の自閉スペクトラム症児を対象として、会話における明確化要求の表出と明確化要求への適切な応答(自発による修復)の促進を目的として、共同行為ルーティンを用いた支援を行った。その結果、対象児は大人の不明確な発話に対して明確化要求の自発表出が可能となり、その後、対物般化と対人般化が確認された。また、大人からの明確化要求に対しては不適切な反応が減少し、「応答」や「付加」による修復(適切な応答)ができるようになり、それらの対物般化と対人般化が確認された。以上より、自閉スペクトラム症児の会話修復を促進するための共同行為ルーティンの役割について考察した。}, pages = {69--80}, title = {知的障害を伴う自閉スペクトラム症児における会話修復の発達支援 : 「着せ替えゲーム」共同行為ルーティンを用いて}, volume = {29}, year = {2024} }