@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00002834, author = {藤室, 雅弘 and 南, 亮介 and 鈴木, 千恵 and 金井, 晋太郎 and 山田, 浩二 and 平, 敬宏}, issue = {2}, journal = {山梨医科学雑誌, Yamanashi medical journal}, month = {}, note = {ヒトがんウイルスであるカポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)は,8 番目のヒト・ヘルペスウイルスとして同定され,AIDS 関連のカポジ肉腫,原発性体腔液性リンパ腫や多発性キャッスルマン病において高頻度に検出される。KSHV は,宿主細胞のシグナル伝達や蛋白質分解機構,さらにそれらを制御するユビキチン化修飾系を脱制御することで,遺伝子発現操作,アポトーシス阻害,抗原提示阻害を行い,細胞内をウイルスにとっての好環境に再構築する。この様な,ウイルス性蛋白質が細胞性の制御因子として機能し,細胞機能を活性化または破綻させる行為を海賊の乗っ取り行為に例え,Molecular Piracy(分子海賊行為)と呼ぶ。本総説では,KSHV のウイルス戦略,すなわちKSHV の分子海賊行為による細胞内シグナル伝達とユビキチンシステムの脱制御について解説したい。}, pages = {39--53}, title = {<総説>ウイルスによる分子海賊:カポジ肉腫関連ヘルペスウイルスによるユビキチンシステムとシグナル伝達の脱制御}, volume = {24}, year = {2009} }