@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003124, author = {角田, 元 and 板倉, 淳 and 飯室, 勇二 and 井上, 慎吾 and 山本, 正之 and 松本, 由朗}, issue = {3}, journal = {山梨医科大学雑誌, 山梨医科大学雑誌}, month = {}, note = {肝臓手術後の肝不全,多臓器不全(MOF)発生における感染の役割を解明する目的で,イヌ(n=44)を用いて肝阻血モデルを作製し,動脈血中ケトン体比(AKBR),平均動脈血圧(MABP),生存率についてエンドトキシン(Ex)と動脈血中tumor necrosis factor(TNF)の関与を検討した。30分間肝阻血後解放する条件の実験群において,AKBR,MABPの低下後の回復遅延と24時間生存率50%(4/8)が得られ,本実験群は,臨床例における術後肝不全発生の要因とされている肝血流障害から肝不全へのモデルとして適当であると考えられた。この際門脈血中に内因性Exの有意な上昇と動脈血中TNFの出現は証明されなかった。そこでこのモデルを用いてLipopolysaccharide(LPS)100μg/kgを門脈内に投与した。肝阻血の有無では動脈血中TNFの動態,ピーク値に差は認められなかったが,24時間後の生存率は肝阻血群0%(0/6),非阻血群100%(6/6)であった。動脈血中TNFの上昇は死亡率とは相関せず,肝障害の発生にも直接関与していないと考えられた。}, pages = {125--137}, title = {<原著>阻血・再灌流による肝障害犬の門脈内 endotoxin投与による動脈血中 tumor necrosis factorの推移と生存率に関する実験的研究}, volume = {8}, year = {1993} }