@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003549, author = {吉澤, 紀美 and 田辺, 文憲}, issue = {1}, journal = {山梨大学看護学会誌, Yamanashi nursing journal}, month = {}, note = {気管内吸引を必要とする在宅患者4名を対象に,聞き取り調査を行った後,種々のスタンプ培地を用い使用している寝具の細菌汚染調査を行った。患者は4名とも筋萎縮性側索硬化症で気管切開を受け人工呼吸器を使用していた。寝具の細菌調査では,吸引器側の頭部で検出されたブドウ球菌数は,吸引器側の中央部,足部および反対側の中央部,足部と比べ有意に多かった。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の保菌患者では,両側の頭部と足部からMRSAが検出されたが,緑膿菌の保菌者からは緑膿菌は検出されなかった。また,吸引器側全体と反対側全体の細菌数を比較したが,どの菌種においても細菌数に有意差はみられなかった。今回の調査では吸引操作と寝具の細菌汚染の関連性は明らかではないが,吸引操作に最も近い頭部から多数の細菌が検出された。介護者の手指や衣服へ汚染が広がる可能性があるため,寝具のこまめな交換や介護者の手洗いの重要性が示唆された。}, pages = {53--57}, title = {<資料>気管内吸引を必要とする在宅患者の寝具の細菌汚染に関する検討}, volume = {9}, year = {2010} }