@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003779, author = {渡邊, 裕陽 and 澤田, 栄一 and 本杉, 宇太郎 and 大西, 洋 and 斉藤, 彰俊 and 小山, 敏雄}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {要旨:症例は耳下腺腫瘍の既往のある60歳代女性。約5年前よりCT検診で右中葉に結節を指摘されていた。HRCTでは、右中葉S4に充実性結節を認めた。中葉気管支B4bに連続し、周囲脈管の巻き込みや圧排がなく、形態では過誤腫などの良性病変も考えられた。しかしFDG-PET検査では同部位に有意な集積を認めた。よって右中葉肺癌 TlbNOMO stageIAとの術前診断で、中葉切除術が施行された。病理では3.5×3.0×2.Ocmの黄色調の腫瘤を認め、篩状パターンと管状パターンの両方の形態を有しており、腺様嚢胞癌の診断であった。耳下腺腫瘍の既往も踏まえ、転移性腫瘤の可能性もあり過去の病理検体と比較検討した。主なる病理形態は異なるものの、いずれも腺様嚢胞癌であることから、転移性肺腫瘍の可能性が高いことが示唆された。}, pages = {16--19}, title = {耳下腺腫瘍術後より20年の経過で発症した腺様嚢胞癌の孤発性肺転移と考えられた一例}, volume = {30}, year = {2017} }