@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003784, author = {佐藤, 大輔 and 松原, 寛知 and 内田, 嚴 and 松岡, 弘泰 and 市原, 智史 and 鈴木, 章司 and 中島, 博之}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {要旨:【はじめに】肺癌学会の学術研究において、間質性肺炎合併肺癌に関する調査の結果、7つの急性増悪危険因子が報告された。これを組み合わせたリスクスコアは、IP合併肺癌における術式選択への利用が期待される。【対象と方法】2004年1月から2014年12月の間に当科で手術を行った原発性肺癌510例を対象に、リスクスコアと急性増悪の有無について検討した。【結果】性別は、男性310例、女性200例であった。術式は、部分切除71例、区域切除もしくは葉切除431例、2葉切除もしくは片肺全摘術8例であった。リスクスコアで分類すると、低リスク群:492例、中リスク群:18例、高リスク群はなかった。術後急性増悪を16例に認め、14例が死亡した。低リスク群で7/492(1.4%)、中リスク群で9/18(50%)に術後急性増悪を認めた。【考察】急性増悪発症の頻度は約9.3%で、中リスク以上の症例において発症率は有意に高い。当科の症例においても、低リスク群に比べて中リスク群の急性増悪発症率は有意に高く、このリスクスコアは有用と思われた。【結語】間質性肺炎の術後急性増悪のリスクスコアは有用であると考えられた。}, pages = {38--40}, title = {間質性肺炎合併肺癌切除患者における術後急性増悪に関する因子の検討}, volume = {30}, year = {2017} }