@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003792, author = {齊木, 雅史 and 星野, 佑貴 and 内田, 賢典 and 菱山, 千祐 and 大木, 善之助 and 小澤, 克良 and 前畠, 良康 and 宮田, 和幸}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {症例は60歳代男性。労作時呼吸困難などを主訴に近医を受診したところ、胸部X線検査で明らかな異常所見を認めなかったが、呼吸機能検査異常を指摘され当院を紹介受診となった。当院で行った呼吸機能検査でフローボリューム曲線が台形型を呈しており、上気道閉塞パターンが疑われた。胸部CT検査で下部気管から左右の主気管支沿いに弱い造影効果を示す軟部組織構造を認めた。悪性が疑われたため、気管支鏡検査を施行したところ腺様嚢胞癌の診断となった。病変の拡がりから手術は困難と考えられ、放射線治療を施行し現在経過観察中である。腺様嚢胞癌の治療の第一選択は手術であり、切除できれば長期予後を見込めることから疾患の早期発見が重要とされている。治療抵抗性の喘鳴や咳嗽がある場合には本疾患も念頭において呼吸機能検査など精査を進めていくことが重要と考えられた。}, pages = {17--20}, title = {当院で経験した気管・気管支腺様嚢胞癌の1例}, volume = {29}, year = {2016} }