@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003801, author = {松岡, 弘泰 and 松原, 寛知 and 宮内, 善広 and 市原, 智史 and 鈴木, 章司}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {定位放射線照射(Stereotactic Radiotherapy ;SRT)は早期肺癌に対し、外科的手術に比する治療として報告されており、近年増加傾向にある。しかし、SRT後には放射線障害に伴う炎症性瘢痕の形成がほぼ必発であり、局所再発の診断が困難なことが多く、SRT後の再発・進行を見落としてしまう危険がある。今回われわれは、SRT後の局所再発に対してサルベージ手術を施行した一例を経験したので、これを報告する。80歳代女性、2011年に右下葉S9肺癌(c-T2aNOMO,stageIB)が疑われ、SRT55 Gy/4frを施行された。その後の経過中にCTで照射部位に増大傾向を示す結節が出現し、SRT後局所再発と診断され、サルベージ手術目的に当科紹介となった。当科の経験では、サルベージ手術は従来の原発性肺癌の手術に比べて照射範囲の癒着や組織の瘢痕性肥厚によりやや手技的困難さを有するが、術前補助化学放射線療法後の手術に比べると大きな問題はないように思われる。リンパ節転移をきたしていない段階での局所再発であれば、比較的良好な予後が期待できるため、SRT後に再発を疑った場合には早期のサルベージ手術を施行するべきである。}, pages = {7--10}, title = {定位放射線照射後にサルベージ手術を施行した一例}, volume = {28}, year = {2015} }