@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003812, author = {内田, 賢典 and 菱山, 千祐 and 山家, 理司 and 大木, 善之助 and 小澤, 克良 and 宮澤, 正久 and 宮田, 和幸}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {悪性胸膜中皮腫の約85%は胸水貯留で発症し、初期病変から胸水細胞診が陽性になることが多いとされている。今回我々は発症1ヶ月前に悪性胸膜中皮腫に特徴的とされる画像所見に乏しく、約1ヶ月の経過で大量の胸水貯留を来たし、細胞診から検索を進めて確定診断に至った症例を経験したので報告する。症例は70歳代の男性。1ヶ月前のCT所見は右肺S6の小結節程度であったが、2013年6月下旬に呼吸困難感を自覚し、胸部X線写真で右の片側胸水を認め入院となった。胸腔穿刺を行い、ほぼ血液様のものが引けた。胸水は滲出性であり、提出した細胞診でClassVであった。退院してから行ったPET検査では原発不明癌の右肺門リンパ節転移が疑われた。その後気管支鏡検査も行ったが確定診断には至らず、最終的にVATSで組織を採取し、免疫組織学的に確定診断に至った。今回我々は血胸で突然発症した悪性胸膜中皮腫の1例を経験した。悪性胸膜中皮腫の診断のためにはアスベスト曝露の有無を詳細に問診する必要があると思われた。}, pages = {7--11}, title = {血胸で突然発症した悪性胸膜中皮腫の一例}, volume = {27}, year = {2014} }