@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003869, author = {渡邉, 一孝 and 佐藤, 亮太 and 菱山, 千祐 and 石原, 裕 and 久木山, 清貴 and 加藤, 良平 and 飯島, 哲也 and 許山, 美和}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {疼痛ケアに難渋した悪性胸膜中皮腫の1症例を経験したので報告する。症例は50歳台男性。右上背部痛にて発症し胸部単純レントゲン、CTにて右上胸壁に腫瘤影を指摘された。精査の結果、二相型の悪圏胸膜中皮腫(c-T3NOMO,stageⅢ)の診断となった。抗癌剤治療を施行するもprogressive diseaseであった。経過に伴い右背部~胸部痛が急激に増悪したため、オピオイドの増量も急激となり最終的に高用量のオピオイド使用が必要となった。疼痛緩和治療中に、錠剤の数が多いことで内服の苦痛が生じることや、オピオイドの急激な増量により病状悪化に対する不安など精神的負担が生じる事を経験した。また退院後は、内服薬が多量であったため、内服遵守ができず、疼痛コントロールは悪化した。悪性胸膜中皮腫ではオピオイドが高用量になることが予想され、「多量内服の苦痛」「増量時の精神的負担」「内服遵守」の点からも、オピオイドの種類の検討を行なうことが必要であると考えられた。}, pages = {31--34}, title = {疼痛コントロールに苦慮した悪性胸膜中皮腫の1例}, volume = {23}, year = {2010} }