@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00003881, author = {荒屋, 正幸 and 大西, 洋 and 萬利乃, 寛 and 木村, 一史 and 荒木, 力 and 奥脇, 英人 and 松原, 寛知 and 宮内, 善広 and 松本, 雅彦 and 伊藤, 秀幸 and 長阪, 智 and 有賀, 隆 and 伊丹, 純 and 淺村, 尚生 and 星野, 竜広 and 増田, 昌文 and 大熊, 加恵}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {近年1期非小細胞性肺癌に対する治療法として定位放射線治療は、有効な局所制御を示してきているが、定位放射線治療後の再発に対する救済治療については、現在定まったものはない。そのひとつとして救済手術が考えられるが、実際に救済手術を行った症例は少なく、その有効性は不明である。今回我々は肺腫瘍に対する定位放射線治療後の局所再発に対して救済手術を行った4例を経験したので報告し、本治療法について考察を行った。症例1、原発性肺腺癌、右S3、cT2N0M0にて定位放射線治療7Gy×10回=70Gy後、右上葉内再発に対し右上葉切除を施行。症例2、原発性肺腺癌、右S2、cT1N0にて定位放射線治療10GyX5回=50Gy後、局所再発に対して右上葉切除を施行。症例3、上行結腸癌術後右S2肺転移に対し定位放射線治療10Gy×5回=50Gy後、同部位に局所再発をきたし、右上葉切除を施行。症例4、原発性肺腺癌、右下葉の病変に対し通常照射3Gy×10回=30Gyに引き続き定位放射線治6Gy×9回=54Gy施行(総線量84Gy)後、局所再発に対し右下葉切除を施行。いずれの症例でも救済手術中、術後とも特に大きな問題はなかった。懸念された線維化・癒着もなく手術操作は比較的容易であった。術後3例は現在まで再発なく、1例は対側肺に新たな原発巣がみられたが局所再発はみられなかった。肺定位放射線治療後は一般的に周囲組織の強い線維化がみられることが多く、再発例に対する救済手術においては手術操作が困難と考えられている。しかし、今回経験した4例では手術操作は比較的容易であり、また救済手術の治療効果は良好であった。定位放射線治療後の再発に対する救済療法としての手術は、有効な手段と考えられた。}, pages = {29--34}, title = {肺定位放射線治療後の再発例に対する救済手術についての検討}, volume = {22}, year = {2009} }