@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00004004, author = {岡本, 祐樹 and 喜納, 五月 and 高橋, 渉 and 三森義崇 and 大澤, 宏 and 鈴木, 章司 and 保坂, 茂 and 吉井, 新平 and 多田, 祐輔}, issue = {2}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {症例は63歳の男性。十二指腸潰瘍、残胃癌にて胃全摘の既往がある。虫垂炎、腹膜炎術後のfollow up CTにて右肺S8に異常陰影を認めた。洗浄細胞診はclassV (squamous cell carcinoma)。術前精査でT1N0M0、clinical stage IAにて右肺下葉切除術を施行。術中気管支に特に異常は認めず、ロティキュレーターにて器械吻合、その後手縫い結節縫合を追加した。術後急性期は特に問題なかったが12病日目に気胸発生。胸水も認め培養ではE.coliが検出され、気管支断端痩を認めたため再手術となった。 しかし再手術後数日して、再び気管支断端痩が発生したため、以前難治性気胸に効を奏した経験からフィブラストスプレー(塩基性線維芽細胞増殖因子)を使用。これにより気管支断端痩は閉鎖された。気管支断端痩の原因は、胃全摘による逆流性食道炎が、気管支断端に感染を起こしたためと思われた。}, pages = {87--90}, title = {肺葉切除術後の気管支断端痩閉鎖にbFGF(フィブラストスプレー)が有用と思われた1例}, volume = {15}, year = {2002} }