@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000401, author = {早川, 瑞穂 and 吉井, 勘人}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {幼児期の遊びにおいて三者以上の関係を築くことは,仲間関係の発達において重要な意味をもつとされる。本研究では,一方的な主張等によって仲間との関わりに困難を示す特別な支援を要する5歳台の幼児に対して, 共同制作遊びとしての「一緒に作ろうゲーム」スクリプトを用いた支援を行い,対象児の三者間コミュニケーションの成立過程について検討した。その結果,対象児は, 事前評価期において仲間に確認をとらずに一方的に行動してしまったり,仲間の意見を否定したりして,協調的な三者間コミュニケーションが成り立たない状態であったが,支援期において子ども同士をつなぐ支援を受けることによって,仲間の意図へ関心を向けた発話や仲間と分かち合おうとする発話が増加する傾向がみられた。また,支援後期には,対象児がモラルやルールについて言及することが生起した。以上より,特別な支援を要する幼児の協調的な三者間コミュニケーションの成立過程とその要因について考察した。}, pages = {37--49}, title = {特別な支援を要する幼児とその仲間との三者間コミュニケーションの変化 : 「一緒に作ろうゲーム」スクリプトを用いた支援を通して}, volume = {23}, year = {2018} }