@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00004082, author = {中澤, 久美子 and 石井, 喜雄 and 早川, 直美 and 弓納持, 勉 and 尾崎, 由基男 and 西川, 圭一 and 高橋, 渉 and 加藤, 良平 and 三俣, 昌子}, issue = {2}, journal = {山梨肺癌研究会会誌, Journal of the Yamanashi Society for Lung Cancer}, month = {}, note = {当院の1993年4月から1998年3月までの5年間における肺癌手術例のうち、術前気管支擦過および洗浄細胞診が行われた104例の成績と、誤陰性および過小評価となった症例の細胞像を手術標本と比較、再検討しその要因について検討した。対象104例の組織型の内訳は、腺癌60例、扁平上皮癌29例、転移性癌10例、その他5例であり、そのうち術前細胞診で悪性と診断し得た症例は76例(73.1%)、Class I,IIとしたものは20例(19.2%)、Class IIIとしたものは8例(7.7%)であった。悪性と診断された76例の組織型および各組織型中に占めるClass Vの割合(括孤内)は、腺癌45例(75%)、扁平上皮癌23例(79%)、転移性癌5例(50%)、その他3例(60%)であった。また、Class I,IIとした20例中1例(5%)に誤陰性例が認められ、Class IIIとした8例中4例(50%)が過小評価であった。両者あわせると、104例中5例(4.8%)が誤陰性および過小評価であった。それらの組織型はすべて腺癌で、1例は比較的稀な組織型(粘液産生性腺癌)であった。これらの誤陰性および過小評価の主な要因は、細胞採取量が少なく、異型性が乏しいことであった。}, pages = {55--58}, title = {肺癌手術例における術前気管支細胞診の検討 : 陰性および疑陰性例について}, volume = {11}, year = {1998} }