@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000410, author = {髙橋, 侑希 and 片野, 耕喜}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {声楽練習曲「コンコーネ50番」の成立過程を研究し,ロッシーニが中心であった時代の歌唱様式を習得するために書かれた背景を明らかにし,この練習曲をどのように声楽学習者に習得させるべきかということを考察した.  本論文では19世紀後半の楽譜ではなく,まだ18世紀から続くベルカント様式を体現していると思われるリショー版(1830年代出版)を,最もよく作曲者の意図を表していると考えて採用した.リショー版は全体的に見ると細かいニュアンスを大事にする作り方で,リコルディ版よりも軽やかな歌唱を目指しているように見えることが分かった.またConcone自身は母音唱と階名唱を推奨しているが,実際の声楽指導の経験からそのどちらにもある種の欠点があると考え,基本母音列イエアオウを旋律型に合わせてなるべく母音の連続性・均一性が測られるように当てはめ,母音の均衡を保ちつつ伸びやかにフレーズを歌う方法について提案した.}, pages = {147--199}, title = {G.コンコーネの声楽練習曲集の成立と教育実践の研究 : コンコーネ50番練習曲を中心に}, volume = {23}, year = {2018} }