@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000420, author = {鳥海, 順子}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {日本特殊教育学会における過去30年間の生理心理学的研究の動向を把握するために,学会発表論文について分析を行った.その結果,日本特殊教育学会の生理心理学的研究の現在の発表件数は,30年前の10分の1に減少していた.生理心理学的研究の対象としてきた障害種は,これまで重度・重複障害や感覚障害,知的障害などが多かったが,最近では発達障害を対象とする研究も増加していた.発達障害では,行動の背景にあると推測される神経心理学的なメカニズムを明らかにできるものと期待される.生理心理学的研究の指標については機材の開発などによって時代とともに変化がみられ,最近では比較的安価で非侵襲性の近赤外線分光法による研究が増加傾向にあった.脳科学や分子生物学などの急激な発展に伴い,障害の原因や神経機構のメカニズムの解明について期待される現在,研究者だけでなく,教師や保護者などにも開かれた日本特殊教育学会において,生理心理学的研究が減少している現状は問題であり,研究機関を取り巻く研究環境の悪化との関連性が懸念された.}, pages = {1--8}, title = {障害児教育における生理心理学的研究}, volume = {22}, year = {2017} }