@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00004286, author = {浅野, 浩子 and 中込, さと子 and 柊中, 智恵子 and 佐々木, 規子 and 小笹, 由香}, issue = {2}, journal = {日本遺伝看護学会誌}, month = {}, note = {目的:新生児医療に携わる新生児集中ケア認定看護師の遺伝看護ケアの現状から、遺伝看護上の問題を明確にする。そして、新生児期の遺伝看護教育の学習課題を検討し、教育プログラム作成への示唆を得る. 方法:新生児集中ケア認定看護師5名を対象にした計2回のフォーカス・グループ・インタビュー(focus group interview:以下FGIとする)を行い、さらに質的データについて、質的内容分析を行った。 結果:FGIでは、胎児異常の診断を受けた子どもの治療や養育を受けいれることが困難な両親、また、予後不良であると診断された子どもの治療の胎児異常の診断を受けた子どもの治療や養育を受けいれることが困難な両親に、NICUの看護師が、どのような関わりができるかについて話し合われた。FGIの分析の結果、新生児集中ケア認定看護師の遺伝看護ケア上の問題が17項目挙げられた。 考察:新生児期の遺伝看護ケアに関する学習課題として、①両親・家族をケアするための遺伝リテラシー、② 両親が遺伝性疾患を持つ子どもの養育を始める過程の支援、③新生児期以降の遺伝性疾患を持つ子どもの養育支援、④家族中心のケアのためのシステム構築、⑤ 数か月の命と予想される子どもと親のQQLの質を高めるケアに関する教育が必要であることが分かった。新生児期の臨床において、水準の高い看護を実践し、看護実践を通して看護職に対し指導を行う役割を持つ新生児集中ケア認定看護師が、これらの課題を達成できるような教育が必要であり、実践活動を通して看護師の指導や相談活動をすすめる役割が担えるような学習を支援することが必要であると考える。}, pages = {68--76}, title = {【研究報告】新生児看護領域の高度実践看護師のための遺伝看護ケアの学習課題に関する質的研究}, volume = {15}, year = {2017} }