@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000449, author = {中島, 雅子 and 堀, 哲夫}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践研究指導センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {}, note = {本研究は,主として高校生の力学概念形成における授業構成のありかたを検討する手がかりを得るために,独自に開発した調査問題を使って中学生・高校生を対象に物体の放物運動について調査・分析を行った。調査の結果,次の三点が明らかになった。(1)生徒が使用する用語の混同に関しては,「速度」・「加速度」と「力」の区別が明確でない,「慣性」と「慣性力」の区別が明確でないことが明らかになった。(2)力の働く向きに関わって,最高点という位置に依存した不適切な考えがみられる。(3)教科書の内容構成から起因すると判断される不適切な考えに関しては,「速度」から「力」へという内容構成の順序性に関する問題点が存在する,「力」を最初に学習しないことによって生じる問題点が存在することが明らかになった。これらはいずれも,力学概念の形成のために授業構成において当然考慮しなければならない重要な視点であると考えられる。}, pages = {1--11}, title = {中学生及び高校生の力学概念の理解に関する基礎的研究 : 放物運動の物体に働く力を事例にして}, volume = {5}, year = {2000} }