@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000468, author = {伊藤, 美佳 and 杉山, 崇}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {本稿はA市での「いじめ・不登校未然防止推進事業」の一環として行われた「心理教育プログラム“よっちゃばれ!タイム”」が児童にもたらした気づきについて分析するものである。分析の素材は1.人から認められる体験、2.友達関係での心がけ、3.感情調整、4.プログラム全体を通しての気づき、であった。児童は友達から自分自身が受け止められ、認められることの心地よさを示す一方で、学校生活での交流や被受容体験の不在がうかがえた。児童は友達の嫌がる言葉、傷つく言葉を発してしまいがちな一面を自覚し、その上で言葉づかいに気をつけようと自己を律する言葉を残していた。ほかにも他者を尊重する、他者と調和しようとする潜在的な力が示されていた。児童の気づきを促し、さらに児童が自己中心性から離れ、「社会的(Social)」な関係へと導くための新たな仕掛けを作ることで、他者への《共感・共苦(Sympathy)》といった援助能力を引き出す可能性がうかがえた。}, pages = {161--174}, title = {いじめの起きにくい学級風土づくりの試み : 「よっちゃばれタイム」プログラムの実践}, volume = {21}, year = {2016} }