@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00004726, author = {武居, 菜生 and 吉井, 勘人}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 近年,小学校では情動面に問題を抱え,支援を必要とする児童が増加傾向にある。本研究では, 児童期の小学2, 4, 6年生(377名)を対象として, 自分自身で情動を調整する自己調整と他者との関わりを通して情動を調整する相互調整の観点から情動調整方略の変化を検討するため, 困難状況において対処の方法を尋ねる質問紙調査を行った。その結果, 小学2年生から6年生にかけて情動調整の方略数が増加すること, 学年が上がるにつれて情動調整方略として自己調整のタイプを相互調整よりも多く用いるようになること, 自己困惑場面と他者困惑場面では情動調整方略の仕方が異なることが明らかになった。また, 情動調整方略を用いる理由について, 学年が上がると「低学年だったら高学年がゆずらないといけない」といった学校の規則や規範に従おうとする「慣習」や,「まきこまれたくない」というように自己防衛する「自己管理」が増えることが示された。}, pages = {253--264}, title = {小学生の情動調整の発達 : 自己調整と相互調整の観点から}, volume = {25}, year = {2020} }