@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00004999, author = {後藤, 賢次郎}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本小論の目的は,山梨大学教職大学院,教科領域実践開発コースの新設科目「社会科の本質と目標・内容構成」に,教科教育,教科専門,みなし実務家教員からなる担当教員がどのように関わってきたかを報告することである。担当教員へ聞き取りを行った結果,教科の本質を議論させることは難しかったと考えていることが明らかになった。理由は,教科専門教員には本質や目標など方向性を予め決める発想がないこと,論点が盛り沢山すぎること,学校現場の現実に本質についての議論が引きずられやすいこと,が挙げられた。こうしたことから,論点を明確にした上で社会科教育学教員と実務家教員が議論をリードすること,義務教育や市民育成に回収されない社会科学教育の可能性や,教科教育や教師教育における専門科学の役割が検討課題として挙げられた。聞き取りを通して,担当教員は受講者,自分たち自身,自分たちの授業と重層的に振り返ることができた。}, pages = {277--297}, title = {教職大学院における社会科教育の新科目に担当教員たちはどのように関わり,何を考えてきたか}, volume = {31}, year = {2021} }