@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00005101, author = {古屋, 義博}, journal = {山梨大学教育学部紀要, Bulletin of the Faculty of Education}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 保育所保育の基準である,2018 年改定『保育所保育指針』の同解説(厚生労働省,2018)で用いられている「感覚」という語句の多義性に注目した。同解説の全センテンス中の64 件で「感覚」という語句が使用されていた。文脈上,「生物学的学習プログラム(子どもを生物学的な存在「ヒト」と捉える立場)」という発達観に分類されたのが,のべ48 件(75.0%)で,同じく「社会的学習プログラム(子どもを社会的な存在「人」と捉える立場)」が,のべ36 件(56.3%)であった。2018 年改定の要点の一つが,3歳児未満の保育に関する記述の拡充であった。しかし,発達の初期段階で重要とされる生物学的学習プログラムという発達観に基づく記述が十分ではなかった。それらの結果を踏まえて,子どもの発達を多角的に理解した上での保育所保育が望まれると指摘した。}, pages = {23--32}, title = {保育所保育で用いられる「感覚」という語句の多義性について}, volume = {32}, year = {2022} }