@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00005124, author = {塚越, 奈美}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は,幼稚園児の保護者と児童養護施設の職員を対象に,幼児のファンタジー行動を測定する質問紙調査を実施し,一般家庭と施設という生活環境の違いによって,それぞれの因子構造に違いがみられるのか,および,移行対象や空想対象などの出現率に違いがみられるのかについて検討した。その結果,ファンタジー行動尺度は,いずれも移行対象,空想の友達,ヒーロー空想の3因子構造であることが確認された。しかし,ヒーロー空想については因子を構成する項目数に開きがみられた。また,移行対象や空想の友達を保有したり,ヒーロー空想をしたりする子どもの割合は,いずれも入所児よりも幼稚園児に多い傾向があった。この背景を探るべく自由記述の内容を分析したが,それを十分に明らかにすることはできなかった。今後は,インタビューを通したケース分析のような個別性を重視した調査を実施することで,子どもにとっての移行対象や空想対象の意味や役割を検討することが求められる。}, pages = {21--31}, title = {子どもの日常生活にみられる移行対象・空想対象に関する研究 : 幼稚園児の保護者および児童養護施設職員への質問紙調査からの検討}, volume = {27}, year = {2022} }