@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00005126, author = {吉井, 勘人 and 石田, 悠莉}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, ASD児は、社会的文脈における言語使用といった語用論に障害があり、会話やナラティブに困難がみられる。本研究では、小学校に通うASD児を対象に、ナラティブの発達促進を目的として、双方向メディアツールを介して、「すごろくゲーム」共同行為ルーティンを用いた支援を行った。ナラティブの産出を促すために、「すごろくゲーム」を行った後に、共同想起を通して経験した出来事を支援者と共に振り返る援助を行った。その結果、対象児は「振り返り」場面において、「出来事」と「方向性」の言及に加えて、「要約」、「重み付け」の順に言及できるようになり、ナラティブ構造の発達がみられた。また、結束性として、「説明」と「時間」の接続詞が使用できるようになった。加えて、質問-応答関係検査の結果からは、相手に聞かれたことを適切に答える力や出来事の順番に沿って説明する力が高まったことが確認された。以上の結果より、ASD児におけるナラティブの成立過程とナラティブを促進する要因について考察した。}, pages = {47--57}, title = {「すごろくゲーム」共同行為ルーティンを用いたASD児へのナラティブ発達支援:双方向メディアツールを介して}, volume = {27}, year = {2022} }