@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00005137, author = {林, 丈晴 and 上里, 正男}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 工業高校における専門教育の歴史とその教育内容を分析した結果、甲種工業学校や工業高校では中堅技術者の養成の期待がかけられてきたが、現在では、決められた作業手順を教育目標とした技能教育が主流となってきた問題と、完成教育の中で中堅技術者を養成するのが困難になってきた問題が明らかになった。そして、これらの問題との関連において、今日の工業高校と大学工学系の高大接続における教育内容の課題を論じ、特に現代的課題であるSTEAM教育の高大接続教育内容の視点より、工業高校の専門性である「設計」に関して、工業高校機械科と大学工学部機械工学科におけるその科学の基礎である「曲げを受けるはり」の教育内容を分析して、その設計の科学的概念をどのように捉えているかを明らかにした。その結果、工業高校では、「曲げを受けるはり」において各断面の断面二次モーメントや断面係数を公式として扱っていたが、大学ではこれらがどのように導かれるかが教育内容となっていた。また、工業高校において、これらの公式の導出を教育内容として含める場合、高度な物理・数学が必要となるので、上構型学校教育体系の枠組みとしての工業高校の教育内容の範疇に収まらず、それを再構築する必要性が明確になった。}, pages = {195--210}, title = {工業高校における専門教育の分析 : STEAM教育の高大接続教育内容の視点より}, volume = {27}, year = {2022} }