@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000531, author = {中島, 雅子 and 堀, 哲夫}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、理科教育における読解力の育成について概念の形成過程という視点から検討することである。まず、これまでの理科教育の読解力に関する研究を検討した。その結果、次の3つの問題点が明らかになった。1つめは素朴概念を軽視してきたこと。2つめは概念の形成過程に注目してこなかったこと。3つめは、それらを可視化する方法について議論されてこなかったことである。  これらをふまえ、理科教育の読解力育成において重視すべき要素として次の2点を指摘した。第1に、概念の形成過程に注目することである。その結果メタ認知が育成され、それらは外化と内化およびそのスパイラル化によりなされることである。第2に、そのためには概念の形成過程を自己評価する必要があることである。しかし、ここでは評価者の適切な教育観についての検討が必要となろう。さらに、これらを事例検討において検証する必要がある。これらは今後の課題としたい。}, pages = {25--33}, title = {理科教育の読解力育成における研究 : 概念の形成過程を中心として}, volume = {17}, year = {2012} }