@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000559, author = {安達, 隆史 and 筑紫, 文夫 and 林, 隆}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {地学の気象分野は,環境問題を理解する上で重要な分野であるが,大学や高校において,風が大気の汚染物質等を運び,拡散させているという観点での気象学教材が必ずしも十分ではない.この論文は,科学的な新たな知見を発表するとともに,上記の教材不足を補うものである.1981年8月に茨城県東海村の海岸を含む陸側約12km四方の領域において,日本原子力研究所によって4地点同時の測風気球観測が行われているので,その貴重なデータを使用して,海風時に着目した約1km以下の高度別の流線と地点別の風向風速の高度変化を解析した.その結果,地上から高度75m~925mに風向または風速の顕著な鉛直シアーが認められた.その場合に,風速が高度とともに減少するために風速鉛直分布のべき法則が適用できないような事例があった.この鉛直シアーは大気中に高所放出される大気汚染物質や放射性ガスの移流拡散予測に大きな影響を与えるが,観測によって面的にとらえた例は,これまでにほとんど発表されていないので,貴重な教材となる.}, pages = {23--40}, title = {茨城県東海村における1981年8月の海風の高度別流線と鉛直シアー}, volume = {14}, year = {2009} }