@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000574, author = {植屋, 清見 and 比留間, 浩介 and 渡辺, 保志}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {}, note = {我が国の中学生の体力・運動能力・モラールの低下が指摘されてから久しい. その傾向は未だ, 終わることなく, 逆に益々その低下傾向に拍車を掛ける実態すらある. これらの実態に関しては複合的な原因が存在し, その対策に必ずしも優れた特効薬は見いだせないが, 少なくとも, 中学生を身体活動の場に引っ張り出し, 心身ともに健全な中学生の育成を目指す家庭教育・地域教育・学校教育があれば, 間違いなくその傾向は歯止めできると考えられる. 学校教育においては, 他のどの教科よりも彼らの問題行動を阻止できる教科が保健体育であると考えられる(渡辺. 1997). 中学校保健体育の目標(文部省.1998)の骨子は「心と体を一体として捉え」「身体運動に親しみ」「健康の保持増進や体力の向上を図り」「明るく豊かな生活を営む態度の育成」である. まさに, 我が国の中学生の抱える悩みや問題点解消の教科であると言っても過言ではない. しかし, 現実的には中学校において教科としての保健体育の評価や価値観は低く, 上述の問題解決の手段にはなり得ていない. それ故, 授業の任を担う保健体育の教師が上述の中学校体育の目標達成に資する指導力や問われるべき資質や条件(八尾. 2001, 河西. 2002, 柴田. 2003)を兼ね備えていれば, 必ずやこのような問題は解決されるはずである. 従って, 教師の保健体育の認識,指導力, 資質や条件を検討し, それらの向上を期することは中学校の保健体育を論ずる状況で極めて重要なことと考えられる.}, pages = {84--101}, title = {中学校保健体育論 : 指導者たる教師に問われる資質や条件からの検討}, volume = {13}, year = {2008} }