@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000601, author = {古屋, 義博}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {}, note = {幼稚園教諭が幼児に対して果たす役割の多様性とその重要性を,幼児への聴きとり調査により検討することが目的である。対象は,おおむね良好な発達水準にある幼稚園3歳児1人である。入園から1学期終了までの16週・全63日間,幼稚園でのエピソードを聴きとった。報告されたエピソード549件を分析した主な結果は次のとおりである。1.対象児の担任に関するエピソードが圧倒的に多く,特に年度当初に多い。また,そのエピソードの性質は変化していく。2.多く登場する同じクラスの幼児2人が第3-4週に顕著に登場して,その後,一定の割合を維持する。そして,第5週以降は,担任とその2人の幼児が一定の割合を維持しつつ,他の多くの幼児が登場する。これらの結果から,対象児にとっての入園当初の担任との関係構築が,他の幼児たちとの間で形成されていった人間関係構築の土台になったと考察して,担任の果たす役割の多様性とその重要性を指摘した。}, pages = {33--40}, title = {幼稚園教諭の役割について : ある幼児への聴きとり調査の分析から}, volume = {10}, year = {2005} }