@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000610, author = {古屋, 義博}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {}, note = {小学校新1年生のある女子児童が入学後の約4週間,断続的に登校を渋ったが,徐々にその傾向はなくなっていった。入学から1学期終了までの学級担任が果たした役割や他の児童との関係構築の質的変化を,対象児からの日々の聴きとりにより明らかにすることを目的とした。報告された全エピソード375件の中で,人物が登場した223件を分析した主な結果は以下のとおりである。学級担任に関するエピソード(22.0%)が圧倒的に多い。登校を渋らなくなった第5週目以降に学級担任が登場するエピソードの比率が低下し,他の児童とのかかわりに関するエピソードの比率が上昇した。男子児童と対象児とのかかわりに関するエピソードが多くなった第7-9週目をやや先行するように,学級担任と男子児童とのやりとりに関する報告が多くなった。以上の結果から,対象児が学校に適応していく過程で果たした学級担任の役割の重要性について指摘した。}, pages = {13--22}, title = {ある一人の小学校新1年生が学校に適応していく過程 : 聴きとり調査の分析から}, volume = {9}, year = {2004} }