@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000618, author = {大和, 真希子 and 榊原, 禎宏}, journal = {教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, Journal of Applied Educational Research}, month = {Mar}, note = {本報告は,従来の「教授-学習」型に対して「学習-教授」型を志向した,教授よりも先に学習させる教職専門科目での授業が,以下の課題に応じうることを明らかにした. それは,1.知るべき・理解するべきことについて,予め用意された型や枠にしたがい到達させることで学生に成就感をもたらし,教員養成に不可欠な被教育主体から教育主体への転換を促進すること,2.資料を媒介に複数の解釈を引き出すことで,学生間,学生-教員間のコミュニケーションを活性化できること,そして,伝達に限らない対話を重視した授業モデルを提示することで,実践的力量の基礎を形成させること,である. また,これらを明らかにするための分析方法として,報告者による授業実践,授業観察および学生による授業評価の結果と,三つの視点から事例を捉えた. さらに今後の課題として,学習させるべきテーマやポリューム,そして課題に対応した共同スタイルを検討すること,とりわけ適切な情報を提供する方略が構想されるべきことを述べた.}, pages = {33--45}, title = {教職専門科目における学習先行型の授業の試み : 「現代教職論」を事例として}, volume = {8}, year = {2003} }