@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000667, author = {長澤, 美佐子 and 北井, 朋美 and 中村, 美知子}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {過去の研究結果1)~2)から,手術室看護師が術前訪問を行うことは,術前の患者に有効であり,安心感につながることがわかっている。一方では,患者の信頼を得るには時間的な不足や看護師のコミュニケーション不足があり,手術室看護師の姿勢には患者の気持ちを考える意識や患者を尊重する行為が薄い現状が明らかになった。術前に,患者がどのような不安状態にあったかは,術後の回復に影響を及ぼす状態として問題になる3) という報告があることから,本調査の目的は,手術を受ける患者の術前後の不安の変化を知ること,また,患者の不安を軽減する有効な術前訪問の資料とすることとした。調査方法は,Y大学附属病院において,全身麻酔に硬膜外麻酔を併用し開腹術を受けた患者20名を対象とした。術前後の不安の変化はSTAIの日本語版6)を用い,手術の成功の認知はVAS法を用いて,無記名式一日留め置き法により調査を実施した。術前後の不安はSTAIの評価法に従い,術前後の不安の変化はt検定・手術の成功の認知はVAS法により評価後,術前後の関係を分析し,統計ソフトはSPSSを用いた。その結果,(1)術前の特性不安と状態不安は正の関係があった。(2)術前に手術の成功を信じている患者は,術後も手術の成功を認めていた。(3)術後に状態不安を強く感じている患者は,手術の成功の認識が薄いことが明らかになった。}, pages = {97--100}, title = {手術を受ける患者の術前後における不安の変化 -STAI (日本語版)を用いて-}, volume = {19}, year = {2002} }