@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000705, author = {中村, 美知子 and 石川, 操 and 比江島, 欣慎 and 福沢, 等 and 伊達, 久美子 and 西田, 文子 and 西田, 頼子}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {わが国独自の医療職を対象とするモラルセンシティビティー調査の必要性を感じ,筆者等が従来行ってきた調査データをもとに,今回改めてMoral Sensitivity Test(以下MST)の内容や方法を検討する目的で,以下の調査を行った。調査内容の信頼性は,回答者と質問内容の安定性の視点から評価した。看護学科3年生63名(有効回答57名)の3回の調査結果から,同一回答者による3回のばらつきレベル平均値1.5以上が3名おり,この 名は質問項目の信頼性をみる対象には該当しないと判断し,除外することとした。次に,全35 質問項目について,ばらつきの少ない(レベル0~1)回答者数が,その項目の合計人数(n=54)に占める割合を算出した。その結果,問8,問16,問23,問29はレベル0~1 の人数の割合が70%未満であり,これらは回答時変動の大きい質問であると判断した。次に,質問項目の構成概念の妥当性を確認するために,主成分分析を行った。その結果,累積因子寄与率46.9%までの第7因子を抽出し,第1因子は患者の尊重と看護婦の責任,第2因子は医師の判断や規則に忠実,第3因子は内省的態度,第4因子は誠実(患者のニーズに添う),第5因子はケアの判断と葛藤,第6因子は意思決定,第7因子は情であった。これらの構成概念は,過去に報告されている看護における倫理上の原則やケアの要素と内容の類似性をみたことから,本調査結果は医療職に向けたモラルセンシティビティー測定尺度として活用し得る可能性を示したが,今後広く看護婦や医師に向けてのMST活用度やその意義を考慮すると,さらに調査内容・調査方法・分析方法などを十分検討し,次の調査計画をたてる必要性が示唆さ}, pages = {52--57}, title = {Moral Sensitivity Test (日本語版)の信頼性・妥当性の検討(その1 )}, volume = {17}, year = {2000} }