@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000734, author = {大矢, 正算 and 木戸, 啓 and 西園, 敏子 and 薄田, 理恵 and 井上, 利男 and 竹川, 健一}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {自動車事故にさいし座席ベルトは重大な傷害から乗者を保護することは明らかである。3 点式座席ベルトが用いられるようになってからは2点式座席ベルトによってしばしば生じてきた腹部および腰椎損傷が減少した。われわれは3点式座席ベルトを装着していながら低速度の自動車事故で致命的な腹腔内損傷を受けた54歳男性運転者の解剖例を報告する。この男の運転する乗用車が軽四貨物車に追突され,乗用車はさらに別の車に衝突した。当事車両の破損はいずれも比較的軽く,衝突時の速度は時速およそ15 ㎞と推定された。事故後まもなく運転者は腹痛,吐き気,嘔吐を訴え,12時間後病院で死亡した。死者の全身外表には創傷がみられなかった。司法解剖により頚椎椎間板挫滅と胸骨骨折ならびに腸間膜破裂による腹腔内後腹膜下出血がみとめられた。自動車事故による被害者には座席ベルトによる腹部損傷が気づかないうちに発生することがあるということを忘れてはならない。}, pages = {1--4}, title = {座席ベルトによる腹部損傷死}, volume = {15}, year = {1998} }