@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000821, author = {吉田, 洋二 and 山根, 徹 and 岡野, 光志 and 王, 速}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {動脈硬化は、動脈壁に一様に生ずる疾患でなく、好発部位を有する。換言すれば、血管壁には動脈硬化が生じやすい部と起こりにくい場所がある。前者は血流によるずり応力が平均的に低く、後者は高い部位である。低いずり応力にさらされている内皮細胞は、glycocalyxが薄く、透過性が高い(ウサギ)。Stress fiber、内皮下基底膜の発達が悪い(ウサギ、ヒト)。高いずり応力下の内膜には若年時よりコラーゲンが増し、その間の筋細胞は収縮型であったが、低ずり応力下の内膜は基質に富み、筋細胞は合成型であった(ヒ卜)。細胞培養により高ずり応力にさらされた内皮細胞は、筋細胞のIII型コラーゲン合成を刺激し、III型コラーゲンは筋細胞の表現型を合成型から収縮型に変え、増殖も抑制することを確認した。}, pages = {1--10}, title = {動脈硬化の成り立ちと血流}, volume = {8}, year = {1991} }