@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000823, author = {加藤, 順三}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {脳内にはステロイドホルモン受容体分子が存在し、ホルモンと受容体との間には原則的に「1対1の対応」が成立する。これら受容体は脳の特定の部位に存在し、ホルモンの脳へのフィードバック部位の一時作用点として機能している。これら脳内ステロイドホルモン受容体の研究は、1960年代後半より世界的に進められ現在に至っているが、この二十数年間の研究は概ね3つの期に区分することができる。すなわち、第1期は、1960年代後半より1970年代前半であり、脳におけるステロイドホルモン受容体の同定ならびに特性の解析が進められた時期である。つづいて第2期は、1970年代後半より1980年代前半であり、脳内受容体の生理的役割、動態ならびに局在についての研究が発展した時期である。さらに第3期は、1980年代後半より現在にいたる間であり、脳内受容体の分子生物学的な解析が進められている。本稿ではこの脳内ステロイドホルモン受容体研究の歴史と現段階について、3つの期ごとに概説した。}, pages = {19--28}, title = {脳内ステロイドホルモン受容体研究の発展}, volume = {8}, year = {1991} }