@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000868, author = {中澤, 知男 and 杉山, 宏}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {前号[I]に続いて、1H以外の核種のNMRスペクトルスコピーの生体系への応用について概説する。細胞は緩衝液中での懸だく状態、臓器や組織は臓器濯流法、生体局部測定法で測定を行なう。31P-NMR法では、ATP、クレアチレリン酸などの高エネルギー化合物、無機リン、糖リン酸など観測され、これらのシグナルは生体の代謝状態をよく現わし、酸素欠乏、運動などに敏感に応答する。13Cは天然存在比1%で、感度の悪い核であるが、二、三の臓器の自然存在13Cのスペクトルはその臓器の in vivo でのグリコーゲン、脂質等に関する貴重な情報を提供する。13C高濃度化合物を生体系に導入し、13CーNMRスペクトルで13C化合物の変化をモニターすることにより、代謝過程を追跡、解明できる。麻酔剤等のフッソ素化合物には19F-NMRが役立つ。23Na-や39K-NMR法はシフト試薬を用いると、細胞内、細胞外のイオン濃度が測定でき、イオン輸送等に関連し、有力な研究手段となる。}, pages = {74--88}, title = {核磁気共鳴法の生体系への応用 : スペクトルスコピーにおける最近の進歩(II)}, volume = {4}, year = {1987} }