@article{oai:yamanashi.repo.nii.ac.jp:00000871, author = {大矢, 正算 and 木戸, 啓 and 小松, 紀 and 合瀬, 友季子}, journal = {山梨医科大学紀要, Bulletin of Yamanashi Medical University}, month = {}, note = {1985年7月6日夜山梨県下部町内の県道で、21歳の男性が車にひかれまもなく死亡した、死体の胸部、 腹部、両大腿には多数の擦過創がみられ、胸部前面には広範な破裂と挫滅がみとめらわた。司法解剖の結果、死因は失血と呼吸障害によるものと判断された。翌日被疑車両の底面に母指大黒褐色の乾燥した組織片が発見された。この組織片の組織学的検査を行ったところ横紋筋線維が確認された。この組織片ならびに解剖時に採取した心臓内液と筋肉組織についてABO、PGD、ACP1、ADA、PGM1、ESD、FUCA の各血液型と酵素型の判定を試みた。その結果、すべての検査システムにおいて組織と死体材料は同一の型を示した。そこで、両者が同一由来である確率を Bayesの定理を用いて日本人における各型の表現頻度にもとづき計算したところ、その値は99.93%となった。したがって、この犠牲者は問題となる車によって礫過された可能性がきわめて高いといえる。}, pages = {8--13}, title = {酸素多型による組織片の個人識別}, volume = {3}, year = {1986} }